気になるお弁当。

satsumame

2010年07月19日 23:34

鹿児島より

以前法事で親戚が集まり、ホテルで昼食を食べた時のこと。
まだ1歳ちょっとだった息子にはお子様ランチも早かったので、
手作り弁当を持参しました。

みんなが席につきそのお弁当をテーブルに広げると、
3歳の甥っ子が
「いいな〜」と。

甥っ子には、大人も羨むような豪華なお子様ランチが
用意されていたのだけれど、手作り弁当に「いいな〜」と思う気持ち、
なんだかわかるような気がしました。

子どもにとってのお弁当って、
必ず自分の好物が入っていたりして、
ちょっとした宝石箱のような、ワクワクするものなんじゃないでしょうか?

でも、子どもに限らず、大人になっても
お弁当ってなんかイイものですよね。
駅弁が好きって人なんか、多いんじゃないでしょうか。

冷めてもおいしく食べられるようにとか、彩りとか、
時間が経っても痛まないようにとか、
四角い箱の中に、
いろんな知恵やアイデアが詰まっているのも、お弁当の魅力だと思います。


ところで、
今回書きたかった気になるお弁当とは「うんめもん弁当」のこと。

正確には、「うんめもんの会」の「煮しめ弁当」かもしれないです。


「うんめもんの会」というのは、錦江町の女性グループの方々がされているもので、
地元の特産品をいろいろと加工して販売されています。


煮しめ弁当は、おにぎりや煮しめのほか「がね」(さつまいもやにんじんなど
野菜を太めの千切りにして衣と混ぜて揚げるかき揚げのようなもの)や、
けせんだんごなどを竹の葉で包んだお弁当…確かそうだったと思います。
(何ヶ月か前に聞いた話なのでうろ覚えですみません)

これだけ聞けば「ただの田舎料理の弁当か」と思ってしまいますが、
これがなかなか美味しいらしいのです。


以前、別件で錦江町役場の方とお話をしていた時、
旧根占町のまち歩き講座でこのお弁当を発注した際、
まち歩き講座に関わっていた東川隆太郎さん(また登場させてしまった)が
とても気に入っていて自分用に2つ頼んだのだとか。


また、錦江町には「にしきの里」という物産館があり、
その話を聞いた頃にそこでうんめもんの会の
けせんだんごを買ったのですが、その評判に納得!の美味しさだったのです。


そんなわけで、このお弁当とても気になっているのですが、
これがいつでもどこかに行けば手に入るというものではないようなのです。


現在はどのように販売しているのか分からないですが
半年ほど前に取材した時には
6名以上の注文があった時だけ作っているとのことでした。


あー、こうやって書いているとますます食べてみたい!

人数募って、大隅方面のツアーでも組んで発注するかなぁ。


by mame