偉大な人の指揮のもと。
鹿児島より
今年で31回目を迎える霧島国際音楽祭が、明日日から始まるそうです。
過去に国内外の数々のコンクールで優勝を果たし、
今最も注目されている鹿児島出身の若手指揮者・下野竜也さんも
昨年に続き参加されるとのこと。
下野さんの音楽は
真摯な楽譜の読みに裏づけされた新しい提起を行うことが多く、
それが新鮮な音楽となって聞こえてくるとの評が多い(ウィキペディアより)
と言われています。
自身のオフィシャルサイトを見ると、
『楽譜に忠実に。作曲家の意図するところをどこまで汲み取り、
素直に表出できるか。』との思いが、指揮活動の根底にあるんだそうです。
そんな世間の評価を聞くと、
一度下野さんの指揮する音楽を聞いてみたいなぁと思うのですが、
実は自分は下野さんの指揮の元で演奏したことがあるのです。
下野さんは鹿大オケ出身で、
数年前に定演で指揮を振られたことがあり、
私はその時オケに所属はしていなかったのですが
人数がもっと欲しいということで幸運にも狩り出されたのでした。
しかしながら、自分は長年楽器を吹いてきたにも関わらず、
まわりの楽器をやっている人たちに比べると
オーケストラやクラシックへの関心が浅かったため、
下野さんの音楽がどうのとか、
彼の指揮のもとで演奏できる経験の貴重さにさえ気付かないまま
参加していたのでした。
本当に、今になって思うともったいない限り!
いつか下野さんの音楽を聞く機会があったときには、
心して向き合おうと思います。
by mame